ちょっと前から日本のご婦人(60代あたり)の間で流行しているグレイヘアって若者(30代)から見てもかっこいい!!日本において「老い」「エイジング」=「マイナスなこと」「隠すべきこと」「克服すべきこと」というイメージがついているように感じます。わたしだけかもしれないです。けれども、日本で発売されている化粧品のほとんどは、「アンチエイジング」「しみ、しわを隠す」といったうたい文句が並びます。なのでそう思うのは私だけではないはずです。
そんな中グレイヘアが流行った。それは、グレイヘアをする本人だけではなく、私たち若者にとってもいい影響があるのではないか?
こう思い記事にしました。いい影響、というのは「将来老いた自分たちがどう生きるか?」について、多様な選択肢を与えている、という事です。
グレイヘアってかっこよくないですか?
グレイヘアを見た私が思ったこと=
1「白髪を染めない選択肢がかっこいい」
2「将来老いたときの選択肢は白髪染め一択だけじゃないという発見」
3「ありのままの方がむしろ美しい」
年を取れば人によりますがほとんどが白髪が生えます。自分の両親や周りの老人の方から「白髪染めが大変」「皺を隠すのが大変」「若い頃がよかった」なんて言われてきた人は多いのではないでしょうか。確かに「若さ」には価値があると感じます。しかしそんなの聞かされたら「自分が老いてしまった時、死ぬまで化粧品で隠したり白髪を染めたりしなければならないのか?」と不安になります。
「老い=そのまま外に出てはいけない。お金をかけてでも若く見られたい。」そんな事で楽しく生きられるでしょうか?
そんな不安感があったころ「グレイヘア」で笑顔輝く女性をTVで見つけました。「近藤サト」さんでした。
老いを隠さず生きる=解放される
彼女を見たとき、まずこんなことを思いました。「老いを隠さず生きる=解放される」ということなんだと。
彼女はグレイヘアを始めるまでは、白髪染めをずっと使い続けていたそうです。若いころから白髪が生え始め、ずっと隠して生きてきた。
白髪って隠すべきものなんだと。しかしグレイヘアを始めて以前と比較して表情が明るくなったようにも見えます。(個人的な感想ですが)単純に「美しい」そう思いました。
まとめ
いちおうまだ若者である自分は、このグレイヘアが流行り、それについて知ることで希望を持てました。
なぜなら老いたときの選択肢が「隠す」一択ではなくなったからです。このように明るくグレイヘアで白髪を堂々と出すことで、老いたありのままが美しい。かっこいいんだ。という価値観を持つことができたことで、「老いてからも楽しく堂々と生きたい」そう思えました。
なのでこのグレイヘアブームは、白髪のはえた近藤サトさんらの同世代だけではなく、自分たちのような若者たちにもいい影響を与えたのではないか?
「若さ絶対主義」の日本全体の価値観にも一石を投じたのではないか。そう思いました。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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